第22回 今日庵訪問


  平成24年11月17日(土)、第22回「今日庵訪問」が実施され、午前・午後の部、合計90名の参加者が兜門をくぐりました。




◇開式 (茶道会館 心花の間)
  開式にあたり、倉斗宗覚業躰は時雨模様の中、来庵した参加者に労いの言葉をかけ、「今日は御家元の特別なお計らいにより普段公開されていない茶室へもお入りいただき、宗家の空気を身を以て感じていただきたい。何から何まで覚えるのは無理ですので、ひとつでもふたつでも自分の心に感じたことを地元に持ち帰り、修道の糧としていただきたいと思います」と挨拶。






◇御祖堂参拝・茶室拝観
  利休御祖堂を参拝の後、各茶室を業躰の説明で拝観。






◇薄茶席 (抛筌斎)
  茶室の設え、この日の掛け物や道具の取り合わせについての説明を受けながらの一服。








◇点心席 (茶道会館大広間)
  掛物「不老仙」の説明の後、点心が運ばれ、各業躰から一献。本懐石と点心の違いや添えられた「つぼつぼ」の意味など、解り易い説明を受けながらの点心席。






◇集合写真 (茶道会館 心花の間)
  【午前の部】





  【午後の部】





  また、希望者を対象に大徳寺聚光院において利休居士墓参及び方丈と茶室拝観の機会も設けられました。

  参加者からは、「先生の勧めで申し込ませていただきました。貴重な経験をさせていただき、本当に感激しています。今日の事を先生や社中の方にも報告して、一層稽古に励みたい」との声が聞かれました。