無限斎碩叟居士 清香妙嘉大姉毎歳忌
〜ご遺徳を偲び厳かに〜




  無限斎碩叟居士、清香妙嘉大姉の毎歳忌が、秋立つ風もさわやかな9月7日、大徳寺聚光院において営まれました。
  裏千家14代家元・淡々斎宗匠(1893−1964)は、戦中・戦後の混乱の中にあって、卓越した指導力を発揮、今日の興隆の礎を築かれました。また、嘉代子夫人(1897−1980)は、仙台藩家老であった伊藤家の生まれで、裏千家興隆への内助を発揮されるとともに、ソロプチミスト日本財団の設立に尽力、初代理事長に就任して社会奉仕の精神を広められました。




  法要には、坐忘斎家元夫妻はじめ親族方が参列。小野澤虎洞師の導師に厳かな読経が堂内に響く中、宗家、親族方が合掌され、14代家元夫妻のご遺徳を偲びました。