第54回裏千家青年研修会
(第33期L・T出向員研修 第3回研修)


  令和3年7月9日(金)から11日(日)までの3日間、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、宗家において第54回裏千家青年研修会が開催され、全国の青年部から46名(第33期L・T出向員を含む)が受講しました。
  この研修会は、裏千家茶道や淡交会の将来を担う人材の育成を目的として、青年部会員に宗家の教場を開放するもので、炉・風炉の時期を交互に年1回開催しています。




  初日、午前9時より裏千家学園3階において開講式が執り行われ、千 宗史若宗匠から「このような状況下で遠方から来られている方々もいらっしゃいます。せっかくの機会ですので、この3日間で何か一つでも学んだことや感じたことを、それぞれの地に持ち帰ってください」と挨拶がありました。
  続いて、阪神青年部の谷 良皇君が受講者を代表して「誓いのことば」を述べました。


誓いのことば


  開講式終了後、各教場に分かれて実技講習に入りました。




  最終日、午後3時より閉講式が執り行われ、まず千 宗室家元より受講者を代表して東京第二東青年部の上利美由紀君に修了証が授与されました。





  続いて、家元から「今回始まった勉強がずっと先に続いていきます。これから皆さん方が青年部活動や茶道に携わる様々な道で活躍されることを期待しております」と挨拶がありました。
  その後、岩手青年部の齋藤宗浩君より、「この3日間で学んだことをそれぞれの地域に持ち帰り、より一層修練を重ねていきたいと思います」との謝辞が述べられ、閉会となりました。


修了証授与 受講者代表謝辞


  本研修会は第33期L・T出向員の第3回研修も兼ねて実施されました。
  次回第4回研修は、9月25日(土)・26日(日)に予定されています。