第34回春期研修会




  4月3日(水)から5日(金)まで、第34回春期研修会が開催されました。
  初日は午前9時より茶道会館において開講式が行われました。千 宗室家元が挨拶で、本研修の課目である四ケ伝と行之行台子について、「四ケ伝という割稽古から行之行台子、眞之行台子へとつながっています。普段の稽古での自分の姿勢を思い出しながら、この3日間あわてずに臨んでください」と話されました。受講者を代表して久留宗典氏(米子支部)が誓いの言葉を述べ、早速実技講習が始まりました。


誓いの言葉


  3日間の研修は、業躰方の指導のもと、四ケ伝と行之行台子について充実した内容で行われ、受講者たちは集中して取り組みました。また、2日目の朝礼には千 玄室大宗匠が出座、受講者を激励されました。




  最終日の5日は午後3時より閉講式。家元が受講者代表の林 宗良氏(石川支部)に修了証を、初見宗奈氏(東京第四西支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して石ア宗香氏(苫小牧支部)が謝辞を述べ、3日間の研修を終了。受講者たちは今後の更なる精進を誓いながら、桜花の中宗家を後にしました。


修了証拝受 学校茶道指導者認定証拝受


受講者代表謝辞