第35回春期研修会




  4月3日(木)から5日(土)まで、第35回春期研修会が開催されました。
  初日は午前9時より茶道会館において開講式が行われました。千 宗室家元が挨拶で床の軸「関 南北東西活路通」に触れつつ、「皆さんはそれぞれ重ねた稽古の日々があってこそ、この場に臨んでおられるはずです。自分の中にあることに気付いていない抽斗(ひきだし)を開けてその中を整理する、そういう一つの“関”とするきっかけの三日間にしましょう」と激励されました。受講者を代表して児玉宗悦氏(秋田北支部)が誓いの言葉を述べ、早速実技研修が始まりました。


誓いの言葉


  3日間の研修は、業躰方の指導のもと、四ヶ伝と行之行台子について充実した内容で行われ、受講者たちは集中して取り組みました。

  最終日の5日午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の井戸宗雅氏(熊本支部)に修了証を、堅野宗栄氏(米子支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して細井宗愛氏(福山支部)が謝辞を述べ、3日間の研修が終了しました。


修了証拝受 学校茶道指導者認定証拝受


受講者代表謝辞