第57回冬期講習会




  2月25日(月)から28日(木)までの4日間、宗家において第57回冬期講習会が開催されました。
  初日午前9時からの開講式では千 宗室家元が「皆さんはわからないことや自分に足りない部分を得ようと講習会に来られたのだと思います。それらを自ら掴み取ろうという気持ちで講習に臨んでください」と受講者を激励。続いて受講者を代表して宮島宗京氏(沖縄支部)が誓いの言葉を述べた後、早速実技講習が始まりました。


誓いの言葉


実技講習


  講習会では基本点前、小習事、四ケ伝、行台子までの実技講習に加え、千 玄室大宗匠、家元の講話、千家十職の土田友湖氏による課外講座、早朝坐禅などが行われました。






  最終日の28日午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の山本宗輝氏(旭川支部)に修了証を淺井宗直氏(松山支部)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に受講者を代表して景山宗充氏(島根支部)が4日間を振り返って謝辞を述べ、講習が修了しました。


修了証拝受 学校茶道教授者適格証拝受


受講者代表謝辞


  今回の講習会では、初めて英語クラスが設けられ、6ヶ国から7名(ルーマニア・ルミニス協会、ボストン協会、サンフランシスコ協会、インドネシア協会、ジュネーブ協会、ベルギー協会)が受講しました。
  4日間の期間中、受講者は熱心に取り組み、「宗家において英語で指導を受けられるという大変貴重で、素晴らしい機会をいただけたことに感謝いたします」との感想が聞かれました。