裏千家「東京茶道会館」(仮称) 地鎮祭

─ 首都・東京の新たな拠点に期待 ─

  東京都新宿区市谷に「東京茶道会館」(仮称)が建設されることになり、8月25日、千 宗室家元、納屋宗淡宗匠夫妻が出席されて地鎮祭が執り行われました。
  午前11時、お家元、納屋宗匠夫妻はじめ淡交会関東第一地区の内海 倫地区長、北川宗澄地区委員長はじめ地区役員・幹事長など約40人が参列して、開式。市谷亀岡八幡宮宮司により厳粛に祭行され、お家元が鍬入れの儀を行われました。
  お家元は「裏千家の新たな拠点がまた一つ誕生します。この会館が、裏千家茶道の布教のために東京だけでなく全国の淡交会会員、茶道愛好者のために広く活用されんことを願っています」と挨拶されました。
  この茶道会館は平成15年9月竣工予定。裏千家東京道場の正面向かいに位置し、地上3階・地下1階建て。2階は和室、3階は立礼席の研修室、地階に会議室があり、完成の後には、淡交会関東第一地区事務所が置かれ、淡交会会員の研修所として利用されるほか、全国の裏千家関係者、茶道愛好者の利便に資する予定です。

鍬入れの儀 挨拶されるお家元



裏千家東京道場での呈茶席