「松韻軒」茶室披き

〜 大阪・生国魂神社内に家元命名の茶室が完成 〜




  このたび、大阪市天王寺区の生國魂神社内に新しく茶室「松韻軒」が完成し、7月9日、坐忘斎家元が臨席されて、竣工式ならびに扁額除幕式が執り行われました。

  生國魂神社内には、14代淡々斎宗匠命名の玉秀庵、鵬雲斎大宗匠命名の澄心軒があり、大阪四支部(連合会)事務所が置かれ大阪一円の同門の活動拠点となってきました。さらに、今回新築された茶室は、家元が「松韻軒」と命名され、三代の家元ゆかりの茶室が軒を連ねることになりました。大阪での斯道の一層の発展が期待されます。

  午前10時、本殿において竣工奉告祭が行われ、家元、千代賢治大阪支部連合会会長はじめ関係者が玉串を奉奠。引き続いて、松韻軒中庭に移動し、扁額を除幕し茶室が披露されました。


竣工奉告祭で挨拶される家元




  この日は、松韻軒に濃茶席と澄心軒に薄茶席が懸けられ、祝いの一碗で和やかにもてなされました。


松韻軒 澄心軒