千 玄室大宗匠、千 容子家元夫人が都大路を特別伴走
スペシャルオリンピックス日本 京都トーチラン


第1区間 第10区間


  知的発達障害者による国際スポーツ大会「スペシャルオリンピックス」冬季世界大会をアピールするトーチラン(聖火リレー)が11月14日、京都市で催され、千 玄室大宗匠並びに千 容子家元夫人が参加、特別伴走をされました。

  スペシャルオリンピックスは、オリンピック、パラリンピックの3大オリンピックの1つで、スポーツを通じて知的発達障害者の自立と社会参加を支援するため1963年に米国で始まりました。オリンピックと同様に4年に1度、夏季と冬季に世界大会を開催しているもので、2005年冬季世界大会は約80か国の国と地域より3,000人以上の選手団が参加して、2005年2月26日より3月5日まで長野県にて開催されます。活動を支援する地区組織としてスペシャルオリンピックス日本・京都が1996年設立され、千 容子家元夫人が同会長を務められています。


開会式で挨拶される大宗匠 トーチに点火






  午前9時30分、トーチランに先立ち京都市下京区の京都駅前広場で開会式が催され、千 玄室大宗匠が聖火をトーチに点火され、続いて10時からのトーチランには第1区間の特別伴走をされました。その後トーチランは京都府庁を経由して最終の京都市庁までの7.2キロ10区間を、山田啓二京都府知事ら地元議員、スポーツ選手らが聖火を持ったアスリートに伴走しました。最終の第10区間では、千 容子家元夫人が、荒巻禎一・京都トーチラン実行委員長(前京都府知事)と共に御池通を伴走され、続いてゴールの京都市市役所前で行われた閉会式に臨席され、一時間以上に亘ってリレーされた京都トーチランは約1,000名の参加者・関係者により無事終了いたしました。


閉会式で挨拶される千 容子家元夫人