京都府文化賞授賞式
―千 玄室大宗匠が特別功労賞を受賞―


  このたび、千 玄室大宗匠は、茶道文化の普及・発展を通じて世界平和実現のために貢献する一方で、「源氏物語千年紀」よびかけ人代表として源氏物語が宿す日本文化の美と思想を広く発信された功績により、京都府文化賞の特別功労賞を受賞されました。
  1月30日、京都府公館において授賞式が開催され、山田啓二京都府知事より表彰状が手渡されました。




  また、「源氏物語千年紀事業」の企画・実施に際して中心的役割を果たした京都造形芸術大学名誉学長の芳賀 徹氏(東京第一西支部支部長)、作曲家の廣瀬量平氏、物理学者の益川敏英氏が同賞を受賞されました。




  授賞式後には、京都ブライトンホテルにて懇談会が催され、受賞者を代表して大宗匠が「昨年の源氏物語千年紀は大変に盛り上がりました。今年は古典の日を中心にいろいろな古典を取り上げ、京都が内包している伝統文化の新しい息吹を世界に向けて発信したいと思います」と挨拶されました。