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浄光妙登大姉13回忌法要・追善茶会・偲ぶ会


  3月9日、浄光妙登大姉13回忌の法要・追善茶会が大徳寺(京都市北区)において営まれ、千 玄室大宗匠、千 宗室家元夫妻、千 明史氏、千 万紀子さん、伊住弘美様、伊住公一朗氏はじめ、親族、生前親交のあった各界の方々、全国の同門社中など約600名が参列しました。

■法要
  午前9時半から聚光院本堂において行われた法要では、大宗匠、家元が一碗を供えられた後、聚光院住職の小野澤虎洞師を導師に読経。参列者は順に焼香し、浄光妙登大姉を偲び静かに合掌しました。






  大宗匠は「本日、皆様に参列いただき登三子もとても感謝していることと存じます。人材育成や国際親善にと献身してくれた登三子の思いを全うできるよう、家元はじめ家族が一丸となって努めてまいります」と挨拶されました。法要には、不審菴の猶有斎若宗匠や官休庵の方々も参列され、浄光妙登大姉のありし日の温かなお人柄を偲びました。


■追善茶会
  追善茶会では、大徳寺山内の総見院に今日庵席、三玄院に直門席、黄梅院に裏千家学園同窓会席が設けられ、約600名が参席。浄光妙登大姉との縁に思いを馳せながら一碗を喫しました。


◇今日庵席(於 総見院)

向床には、浄光妙登大姉筆「和運」が掛けられました


◇直門席(於 三玄院)

床には一周忌の直門席のために大宗匠が染筆された「南無帰依佛」が掛けられました


◇裏千家学園同窓会席(於 黄梅院)

浄光妙登大姉が裏千家学園学校長を務められた25〜29期卒業生が中心となっておもてなし


■偲ぶ会
  午後5時からは、京都ホテルオークラにおいて偲ぶ会が催されました。
  開式にあたり、全国から集まった約350名の出席者一人ひとりが一輪のスイートピーを浄光妙登大姉に手向けました。
  はじめに、大宗匠は「13回忌を迎え、月日の流れの早さを実感します。皆様がお集まりいただいたことに登三子はどんなにか、嬉しく思っていることでしょう」と挨拶されました。また、浄光妙登大姉とソロプチミストで活動を共にした山下淑子氏が「いつも美しく温かい微笑みで語りかけてくださり、多くのことを教えていただきました」と述べられました。続いて、万紀子さんが献杯され、九條道弘氏が黙杯を捧げました。




大宗匠の挨拶 山下氏による「偲びことば」


万紀子さんによる献杯 九條氏による黙杯


挨拶される家元


  最後に、家元が挨拶され、「今後も皆で一所懸命に母の後を守り、努力していきたく存じます」と述べられました。
  また、会場前のロビーには浄光妙登大姉とご家族の写真が展示され、出席者は浄光妙登大姉の面影を偲び、在りし日のお姿に思いを馳せました。


家族写真のパネル展示


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