社団法人福岡青年会議所に茶道同好会
家元が発会記念行事に出席


  10月28日(日)、社団法人福岡青年会議所 茶道同好会の発会記念行事が福岡市の料亭嵯峨野で開催、千 宗室家元が出席されました。また、同青年会議所OBや各地より参集した青年会議所茶道同好会の会員、また地元淡交会から石原 進 九州地区地区長、石村僐悟博多支部支部長、金澤晋二郎福岡支部支部長はじめ役員など約50名の参加がありました。
  青年会議所の会員有志でつくる茶道同好会は、会員相互の交流を図りながら、茶道を通じて日本の伝統文化を学び、それを次代に伝えることを目的として活動するもので、全国にその活動の輪が広がり、今回の福岡青年会議所で18番目の発会となります。




  発会を記念する薄茶席では、発会前から稽古を続けてきた成果の発表の場として心づくしの設えがなされ、参加者に一碗がふるまわれました。



好評だった菓子
銘 博多みやげ


  茶会後には家元による講話が行われ、家元は「茶道同好会にかかわっている人たち皆さんがお茶ができるわけではありませんし、お点前ができなければならないというものでもありません。まずは、私のためにおいしいお茶を点ててくださったのだとワクワクしながら召し上がってみてください。何に対しても、そういう前向きな姿勢でいることで、必ず、皆さんの心が広がっていくことと思います。今後共、まず楽しもうという気持ちを持ってのぞんでください」と語りかけられました。




  講話終了後には懇親会も開催され、各地からの青年会議所参加者と淡交会会員が懇親を深め、賑やかな和気藹々とした懇親会となりました。最後に会員による博多祝い唄と博多手一本で締められました。