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  平成27年2月2日(月)、大徳寺聚光院において故伊住宗晃宗匠(擔泉斎月宗晃居士)の13回忌法要が営まれ、千 玄室大宗匠、伊住弘美様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様、千 宗室家元ご一家はじめ親族方やゆかりの方々約140名が参列されました。




  大宗匠と公一朗様が一碗を捧げられた後、聚光院住職の小野澤虎洞師を導師に読経がなされ、参列者は順に焼香し合掌。最後に伊住弘美様が挨拶をされました。
  法要後には三玄院において萠友会による懸釜があり、宗晃居士の穏やかな人柄を偲んで一碗が呈されました。




  午後5時からは京都ブライトンホテルにおいて偲ぶ会が催され、全国から約140名の方が出席しました。
  はじめに伊住弘美様が「13年、あっという間のようにも長かったようにも感じております。これからも皆で頑張ってまいります」と、続いて大宗匠が「これからも伊住の遺児二人へのご支援、ご協力をお願いいたします」と挨拶されました。今日庵老分、淡交会理事でワコールホールディングス代表取締役社長の塚本能交氏の「偲びことば」に続き、公一朗様と禮次朗様が献杯され、今日庵顧問で平安神宮宮司の九條道弘氏が黙杯を捧げました。








  最後に家元が挨拶され、「時と共に思い出は薄れていくものですが、伝えてきたものを集めれば、またどこかに"伊住政和"という味わいを持った絵ができていくと存じます」と述べられました。




  また、会場前にはご家族との日々や様々な活動の様子を収めた写真が展示され、参席者は宗晃居士の面影を偲び、在りし日に思いを馳せました。




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