同志社女子中学校・高等学校 茶室披き




  平成28年5月7日(土)、同志社女子中学校・高等学校(京都市上京区)の新校舎「希望館」に新築された茶室「宗竹庵」の茶室披きが千 玄室大宗匠、学校関係者、茶道部の生徒出席のもと催されました。茶室の命名と扁額の寄贈は千 宗室家元によるもので、庵号は同志社の創立者・新島 襄の妻で、女子教育の発展に尽力した新島八重が裏千家13代圓能斎から拝受した茶名「宗竹」に由来します。
  同校舎4階の黎明チャペルで行われた目録贈呈式では、大谷 實同志社総長、辻村 好同校校長に続いて、大宗匠が「茶道を先駆的に学校教育に取り入れた新島八重さんの精神を受け継ぐこの『宗竹庵』が末永く修練の場として活躍すること、そして皆さんがお茶を通じてもてなしの心を学ばれることを願っています」と挨拶。続いて1階で大宗匠、大谷総長、辻村校長、水谷 誠同志社理事長、加賀裕郎同志社女子大学学長他による扁額除幕式が行われました。

目録贈呈式
(右:辻村校長)
扁額除幕式


  茶室披きを記念した茶会では生徒が点前、半東、お運びを担当。出席者は部員による心尽くしの一碗を楽しみました。