飯塚青年会議所茶道同好会 発会式




  平成28年11月6日(日)、飯塚青年会議所(JC)茶道同好会「飯塚青松会」(山室 透会長)の発会式が福岡県飯塚市の麻生本家で行われ、千 宗室家元が出席されました。
  飯塚JCは、全国で42番目(福岡県では2番目)のJCとして設立。飯塚青松会は、全国各地のJC茶道同好会等で組織する全国茶道同好会連絡協議会22番目の加盟団体となります。
  茶会では、青松会メンバーが家元をはじめとする来賓に一客一亭でおもてなし。地元のお菓子や勉強会で作った茶碗が用いられるなど、心尽くしの一碗がふるまわれました。


麻生将豊会員による点前


  その後講話が行われ、家元は「禅の教えに『初発心時、便成正覚最初』という言葉がありますが、それは最初にやろうと思った時が、それが答えの一番近いところにいるんだよというものです。このお点前ができるから茶人というわけではなく、一碗を点ててお茶を楽しんでもらおうという気持ちが大切です。茶の湯を通じて日本人の古い心にふれて行ってください」と語られました。




  講話終了後には、発会に至るまでの経緯やこの半年間に行われた勉強会、稽古の様子が紹介され、その後、麻生大浦荘に会場を移して懇親会が行われ参加者たちは懇親を深めました。