千 玄室大宗匠、ワシントンンDCを訪問

picture

  千 玄室大宗匠は平成27年8月17日(月)より20日(木)まで、アメリカ合衆国首都・ワシントンDCを訪問され、在アメリカ合衆国日本国大使公邸にて日米友好・世界平和祈念献茶式並びに和合の茶会に臨まれました。
  この度の行事は、在アメリカ合衆国日本国大使夫妻主催、裏千家と全米日米協会連合会(以下NAJAS)協力の下に開催されました。

  18日、大鷹正人公使の司会進行のもと日本・米国両国国歌斉唱に続き、主催者である佐々江賢一郎特命全権大使、来賓代表のアブリル・ヘインズ大統領補佐官、アイラ・シャピーロ NAJAS理事長よりそれぞれ挨拶。その後、ジーン・有吉元ハワイ州知事夫人より献茶式の意義について説明があり、続いて大宗匠が日米友好・世界平和祈念献茶式を厳修されました。120名の参加者が見守る中、大宗匠は厳かに一碗を点じ、日米友好と世界平和を祈念され、日米両国国旗に捧げられました。

picture
佐々江大使

picturepicture
ヘインズ大統領補佐官シャピーロNAJAS理事長

picture
ジーン・有吉氏

picturepicture

  献茶式に続き、和合の茶会が開催され、客席には佐々江大使夫妻、ミーガン・スミス大統領補佐官、ヘインズ大統領補佐官、ジョージ・有吉元ハワイ州知事夫妻、シャピーロ 理事長夫妻、リチャード・メイヤーズ元統合参謀議長夫妻、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長、ロウラ・ペレス・ヴァスケス元メキシコ大使夫人、ウィリアム・ブリアー淡交会ワシントンDC協会会長夫妻が登壇。壇上の来賓方は大宗匠の練られた濃茶を順服されました。

picture

  その後、大宗匠より挨拶。佐々江大使夫妻並びに全米日米協会連合会へ謝辞を述べられ、「一碗のお茶を通じて皆様と心と心のつながりが出来、新たなる友情が生まれたことを大変うれしく思います。米国と日本の信頼によって、世界人類の平和実現を祈念致します」と結ばれました。
  続いて、NAJASより大宗匠に永年の日米友好交流に謝意を表する感謝状の贈呈がありました。

picture

  最後に、出席者全員に呈茶が行われました。

picturepicture

 ◇ 淡交会ワシントンDC協会主催昼食会
  大使公邸での茶道行事に先立ち、ヘイ・アダムスホテルの最上階トップ・オブ・ザ・ヘイにてワシントンDC協会主催の昼食会が開催。大宗匠はじめ、佐々江大使夫妻、シャピーロ理事長、有吉夫妻、ケント・カルダー ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院付属エドウィン・ライシャワー東アジア研究センター長、日本国大使館やNAJAS関係者などの来賓も含め、総勢85名が出席。大宗匠を囲んで和やかに歓談し、交流を深めました。

picturepicture
ブリアー会長挨拶大宗匠挨拶

picture
佐々江大使による乾杯の発声

戻る