「第23回裏千家東中国ブロック親子ジャンボリー」

ワクワク ドキドキ お茶ってな〜に?

裏千家淡交会青年部東中国ブロックよりの報告

  8月24日(土)、25日(日)の両日、淡交会青年部東中国ブロック(石田宗和ブロック長)は岡山県川上郡川上町にある弥高山公園キャンプ場において、『第23回裏千家東中国親子ジャンボリー』を開催しました。同行事は自然の中で「お茶の心」に触れることで、子どもたちに日本の伝統文化の良さを再発見してもらうことと、次代を担う子どもたちの健全育成を目的として開催、募集人数をはるかに上回る300名もの参加がありました。
  ブロック役員38名が前日に現地入りして準備を整え当日を迎えました。午前11時、ブロック内の各地域から、参加者が貸切バスで続々と到着。受付、昼食の後、「山の小びと」の趣向による呈茶では、小びと(人形)の出迎えを受けた子どもたちに、切り株を模した立礼棚で一服を差し上げました。


呈茶  テーマ「山の小びと」


開村式 スタンプラリーの「マナー教室」


  開村式には、地元川上町の大塚助役、淡交会備北支部常任参与の川上宗富氏、同岡山支部常任幹事の高杉宗知氏がご出席。その後、キャンプ場各所に設けたマナー教室、地元婦人会によるコンニャク作り、夕食作り手伝い、クイズコーナーなどにポイントを設置し、スタンプラリーを行いました。 夕食は、大鍋で作ったカレーを食べましたが、昼間の活動でお腹が空いたのか、お代わり続出になりました。夕食後は、青年部会員手作りの夜店が出現。昼に作ったコンニャクの「味噌田楽」、「チョコバナナ」や「綿菓子」、「スーパーボールすくい」など様々な夜店が並び、子どもたちは大喜び。 夜の闇が深みを増してきた頃、突然大粒の雨が降り出し、キャンプファイヤーの実施が危ぶまれましたが、何とか時間短縮で実施。 大きな火を興味深げに見つめる子供達の姿が印象的でした。
スーパーボールすくいキャンプファイヤー


  翌日は、雲海を見るため5時に起床し、山頂展望台までウォーキング。この時期にしては珍しくすばらしい雲海と日の出。幻想的な山の姿、自然の雄大さに、子どもたちもしばし静寂。
  その後、朝食と呈茶。この日は、各青年部対抗「夏の大運動会」を開催しました。仮装入場行進の後、パン食い競走や、柄杓で水をすくってバケツまで走る「ひしゃくでゴー」などで盛り上がり、幼稚園、小学生、大人と世代を越えて、競技に熱中しました。昼食は、全員で「そうめん流し」。流れてくるそうめんを上手く食べれず四苦八苦。最後に閉村式を行い、たくさんの楽しい思い出を胸に各地へ帰りました。




幻想的な雲海



運動会



昼食のそうめん流し