関東第三ブロック 〜ジャンボリー2002〜

テーマ"できた!"

裏千家淡交会青年部関東第三ブロックよりの報告

  8月3日・4日の両日、淡交会青年部関東第三ブロック(加藤宗哲ブロック長)は静岡県駿東郡にある東海山荘において、『少年少女のつどい〜ジャンボリー2002〜』を開催しました。 この催しは、お家元の提唱される「低年齢層へのアプローチ」事業の一端となるもので、子どもたちに野外での団体生活を通じて"お茶のこころ"を伝えることを目的としています。
  今回は、ブロック内16青年部からの出向者で構成されるサーブ委員会を中心に、企画・運営し、青年部会員の家族や知人らの子ども70人、大人89人の計159人の参加がありました。
  初日、「ここには、虫や植物や小さい動物がたくさんいます。仲良くしましょう」という山荘の代表者の挨拶で開会式がスタート。スタッフが前日から作った美味しいカレーを食べて野外活動が始まりました。
  オリエンテーリングの後、班メンバーの気持ちを合わせる「大縄跳び」、知恵を出し合いスペアを狙う「ペットボトル・ボーリング」、"ともだち"の文字を探し出す「文字探し」、乾いた喉を潤す「スイカ割り」、そして最後に「一閑張りの小物入れ」を製作するなど盛りだくさんのスケジュールをこなし、食事班の作った夕食をいただきました。


スイカ割り 一閑張りの小物入れ製作
出来上がりが楽しみです


夕食後は、本日の締めくくりのキャンプ・ファイヤー。(怪しい)富士の神様とハリーポッターによる点火式でスタートし、続いてゲームタイム。「ジュニア指導員養成講座」を受講した会員が、講座で学んだ成果を発揮しました。


富士の神様(左)と
ハリーポッター(右)
キャンプ・ファイヤー〜富士の神様が杖を振り下ろすと
火が走りだし点火


  二日目は、ラジオ体操に続いてマナー教室。まずは、子ども達が雲平を思い思いの形にくりぬき干菓子を作り、その出来たてのお菓子を用いて呈茶体験をしました。担当スタッフによる盆略点前のデモンストレーションに続き、班ごとに全員がお茶を点てていただきます。"全員が主人公"というスタッフの願いどおり、80畳の大広間には、真剣な子どもたちのまなざしで埋め尽くされました。
  たった二日間の短い間でありながら、凝縮された時間を過ごすことができ、子どもたちもたくさんの"できた!"をつかみ、たくさんの思い出を持ち帰ったことと思います。

ラジオ体操 こんな美しい場所が会場でした

お菓子作り 呈茶体験〜みんな真剣、でも楽しそうです