千 宗室家元、神戸支部青年部創立50周年記念大会に出席




  神戸支部青年部では、本年度を、創立「50周年Year」と位置づけ、4月25日に春の茶会(神戸第一支部風見鶏・神戸第二支部六甲青年部担当)、9月5日に秋の茶会(神戸第一支部生田の森青年部・神戸第二支部須磨の浦青年部担当)を開催しました。
  その集大成として、11月6日、千 宗室家元を迎え、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズを会場に創立50周年記念大会を開催(実行委員長 香山道宣氏)。来賓として、金沢和夫兵庫県副知事、矢田立郎神戸市長(神戸支部連合会特別顧問)、辰馬章夫神戸支部連合会会長はじめ、地区内各支部役員が出席しました。

  家元は、前日からの第42回四国地区大会のため高松を訪問後、神戸入りされました。会場でははじめに50周年記念展示室に立ち寄られ、神戸支部青年部の設立認証書や行事の写真パネルの展示物をご覧になりました。



  その後、この度の50周年を機に結成された青年部のOB会「燦々会」(会長・美田和茂氏)が担当する呈茶席に入られ、約40名の青年部OBのもてなしで一碗を楽しまれました。



  記念式典は、青年部会員によるトーンチャイムの演奏で開会。香山道宣実行委員長が主催者を代表して挨拶。続いて、家元、金沢和夫副知事、矢田立郎神戸市長、辰馬章夫神戸支部連合会会長が祝辞を述べられました。

香山実行委員長挨拶家元挨拶

辰馬連合会会長より祝辞


  記念講演で家元は、「茶の湯は日本文化のポータルサイトであり、お茶に触れることからスタートして、多くの日本文化に触れることができるのです」と話されました。また、「会員の皆さん方には、この50周年を機に、人と人とがお茶を介して出会い、支えあうことの大切さを今一度確かめていただきたいと思います」と語りかけられました。


  講演後、小曽根有里子副実行委員長が謝辞を述べました。



  引き続きステージでは、堤 信也氏、堀口武志氏、瀬戸口宗延氏が青年部設立当時の思い出を披露され、懐かしいスライド写真をうつし出しながら神戸支部青年部の歴史を語り継ぐ良き機会となりました。



  懇親会では、小林 功副実行委員長の開会の挨拶に続いて鏡開きが行われ、辰馬本家酒造株式会社で準備されたお酒を手に、角南忠昭参事(神戸第二支部副支部長)の乾杯の発声で祝宴がスタートしました。

小林副実行委員長挨拶角南参事の乾杯発声


  歴代部長が登壇し、青年部の思い出を語るコーナーもあり、和やかな祝宴となりました。最後に、西原文美副実行委員長が御礼の挨拶を述べ、おひらきとなりました。

歴代部長が登壇西原副実行委員長より御礼の挨拶