青年部山陰ブロック40周年記念行事



八村輝夫地区長挨拶 勝部宗育ブロック長挨拶


  7月2日(日)、島根県松江市において、千 宗室家元が出席され、青年部山陰ブロック40周年記念行事(勝部宗育ブロック長)が開催されました。
  八村輝夫山陰地区地区長、庄司尚史副地区長(参事)をはじめ地区内各支部役員、初代山陰ブロック長の倉信宗源氏(特別参事)をはじめ歴代ブロック長、また島根県知事の澄田信義氏、松江市収入役の山本弘正氏、衆議院議員の赤澤亮正氏ご夫妻、参議院議員の景山俊太郎氏、前農林水産副大臣で参議院議員の常田享詳氏、島根県議会議員の絲原徳康氏(島根支部副支部長)、出雲文化伝承館名誉館長の藤間 亨氏(島根支部顧問)、一畑薬師管長の飯塚大幸氏はじめ多数の来賓、青年部卒業者及び山陰ブロック(7支部10青年部)より計350人の同門社中が参加しました。


澄田信義島根県知事挨拶


●呈茶席
  ホテル宍道湖高砂の間に山陰ブロックによる呈茶席が設けられました。会場入りされた家元は澄田島根県知事をはじめ来賓方と共に早速呈茶席へ。宍道湖の借景を味わいながら、和親棚の点前で一碗が呈されました。



        床飾りは宍道湖への
            入船としじみの趣向




●記念式典・記念講演
  式典・講演は午後1時より、ホテル宍道湖鳳凰の間において挙行。
  まず始めに勝部宗育山陰ブロック長の挨拶、八村輝夫山陰地区長の挨拶に続き家元が挨拶。
  続いて澄田信義島根県知事、山本弘正松江市収入役、赤澤亮正衆議院議員より祝辞が述べられました。
  家元は挨拶の中で「日本文化の懐としての山陰・島根をアピールしながら、一つの流れがとぎれないよう次世代に渡していく活動をして欲しい」と語られました。
  続く特別講演では「お互いが譲り合い、分かち合っていくことの工夫を自分から実践していく姿勢が大事であり、それが生活の、ひいてはお茶の工夫へと繋がっていくのです」と普段からの心構えについて語りかけられました。




  また、今回の記念行事には淡交会会員、青年部会員のほか学校茶道を学ぶ学生・生徒も参加しました。参加校は、島根大学医学部、島根県立大社高等学校、島根県立出雲高等学校(定時制)、私立出雲西高等学校の各茶道部のみなさん。

講演会後に家元を囲んで記念撮影