千葉県支部創立50周年記念大会

平成27年11月29日(日)、千葉県鴨川市において千葉県支部創立50周年記念大会が開催され、千 宗室家元、千 万紀子様、伊住公一朗様が出席されました。(主催：千葉県支部、中村雄太郎名誉支部長、中村浩士支部長・特別参事)  　来賓として千葉県知事の森田健作氏(代理　内藤敏也千葉県教育委員会教育長)、鴨川市長の長谷川孝夫氏、衆議院議員の森 英介氏(千葉県支部顧問)、参議院議員の猪口邦子氏、千葉県議会副議長の石橋清孝氏、大本山清澄寺別當の二宮將泰猊下、関東第二地区地区長の森田 均氏(参事)はじめ関東第二地区内役員・会員が出席。また、千葉県支部・学校茶道連絡協議会・青年部の役員・会員はじめ同門社中約200名が集いました。  　千葉県支部は、昭和24年に井口海仙宗匠臨席のもと銚子支所が設立され、その後、昭和40年に鵬雲斎家元夫妻(当時)、千 嘉代子14代家元夫人を迎えて、千葉県支部発会式を挙行してその歩みが始まりました。以来、地域文化発展のための牽引役として、地域に根差した活動を続けています。  　今回の周年行事は、支部のこれまでの歴史を振り返り先人の想いを次世代へ継承するとともに、千葉県の茶文化に触れる良き機会として意義深いものとなりました。

◇記念式典  　午後4時より鴨川グランドホテルにおいて開催。  　開会にあたり中村支部長が主催者代表挨拶。続いて家元、森田知事(代理)、長谷川市長からの祝辞があり、その後、多くの方々からの祝電が披露されました。

中村支部長 挨拶	森田知事(代理) 祝辞

長谷川市長 祝辞

〈寄付金贈呈〉  　記念式典では、大会を記念して千葉県と鴨川市の文化振興事業へ金一封が贈呈されました。

千葉県へ寄付金贈呈	鴨川市へ寄付金贈呈

◇記念講演  　続いて、家元による記念講演が行われました。  　家元は「利休居士は中国から渡ってきたお茶を飲むという行為を、自分を見つめるための手段として昇華させそれを守り抜こうとした一本筋の通った方だったからこそ、後世の人たちが利休居士の心を今に伝えてきました」と話され、「その利休居士の禀性は南総里見八犬伝でも有名な里見氏の血が流れていることと無関係ではないように思います」と語りかけられました。

◇記念懇親会  　午後5時30分からは記念懇親会を開催。中村支部長の挨拶に続き、万紀子様、森田地区長、猪口参議院議員、石橋県議会副議長がお祝いの言葉を述べられた後、伊住様の発声で乾杯。参加者は宗家を囲んで、和やかに歓談しました。  　蓮見宗衣幹事長による中締めの挨拶で締めくくられました。

万紀子様 挨拶

森田地区長 挨拶	猪口議員　挨拶

石橋副議長　挨拶	伊住様　乾杯の発声

蓮見幹事長　中締めの挨拶

◇呈茶席  　式典に先立ち、参加者へ千葉県学校茶道連絡協議会・職域地域茶道連絡協議会による呈茶が行われました。

学校茶道の参加校は、千葉県立長生高等学校、千葉県立一宮商業高等学校、千葉県立大多喜高等学校、千葉県立茂原樟陽高等学校、亀田医療大学の皆さん。

同日には、清澄寺献茶式が執り行われました。