群馬県支部創立60周年記念大会




  平成28年4月23日(土)、群馬県前橋市において群馬県支部創立60周年記念大会が開催され、千 宗室家元、千 敬史様、伊住禮次朗様が出席されました。(主催:群馬県支部、森田 均支部長)
  来賓として元内閣総理大臣の福田康夫氏夫妻、参議院議員の中曽根弘文氏、衆議院議員の福田達夫氏、今日庵老分の井田純一郎氏(淡交会理事・東京第五西支部副支部長)、はじめ、関東第二地区内役員・会員が出席。また、群馬県支部・学校茶道連絡協議会・青年部の役員・会員はじめ同門社中約500名が集いました。
  群馬県支部は、昭和31年に井口海仙宗匠を迎え高崎市覚法寺において、支部結成式を挙行しその歩みが始まりました。以来、地域文化発展のための牽引役として、地域に根差した活動を続けています。


◇記念昼食会
  午後1時からホテルラシーネ新前橋にて記念昼食会を開催。森田支部長の歓迎の挨拶に続き、家元、敬史様がお祝いの言葉を述べられた後、井田老分の発声で乾杯。参加者は宗家を囲んで、和やかに歓談しました。
  割田一敏副支部長による中締めの挨拶で締めくくられました。


森田支部長挨拶




井田老分による乾杯の発声


割田副支部長による中締め


◇式典
  午後2時30分より同ホテルにて開催。開会にあたり森田支部長が主催者代表挨拶。続いて福田元首相、中曽根参議院議員からの祝辞があり、その後、祝電が披露されました。最後に、野口秀樹副支部長による閉会挨拶で式典は終了しました。


森田支部長挨拶


福田元首相 祝辞 中曽根参議院議員 祝辞


野口副支部長挨拶


◇特別講演
  続いて、家元による特別講演が行われました。
  家元は「茶の湯者にできることは茶の湯に関わること。茶の湯に関わってできることとは、その土地、その街を文化の力で豊かにすることです。皆さん方の住む街にも特色があるはずです。自分の目と耳をしっかりと活用し、自分の心にしっかりと感じて良い茶の湯の世界を作っていきましょう」と語りかけられました。




◇呈茶
  式典に先立ち、参加者へ群馬県青年部・学校茶道による呈茶が行われ、心づくしの一碗が参加者に呈されました。




  学校茶道の参加校は、共愛学園前橋国際大学、高崎経済大学附属高校、前橋東高校、伊勢崎高校、伊勢崎興陽高校、市立前橋高校、新島学園高校、樹徳高校の皆さん。