岩手支部70周年記念大会




  平成28年8月28日(日)、岩手県盛岡市に於いて岩手支部70周年記念大会が開催され、千 万紀子様、伊住公一朗様が出席されました。(主催:岩手支部、鈴木俊一支部長・衆議院議員)
  盛岡市長の谷藤裕明氏(代理、藤尾善一副市長)、今日庵老分の長谷川吉茂氏(東北地区長・山形支部長)、淡交会理事の宮澤啓祐氏(岩手南支部長)はじめ地区内役員を来賓として迎え、岩手支部の役員・会員約400名が集い開かれました。
  岩手支部は、昭和22年9月に結成、翌23年11月に鵬雲斎若宗匠(当時)を迎え盛岡市報恩寺において、発会式を挙行しその歩みが始まりました。以来、地域文化発展のための牽引役として、地域に根差した活動を続けています。
  今回の周年行事は、支部のこれまでの歩みを振り返り先人の思いを次世代に継承するとともに、岩手の茶文化に触れる良き機会として意義深いものになりました。

 ◇記念式典
  午後4時より、盛岡グランドホテルに於いて開催。開会にあたり鈴木支部長より挨拶。続いて、万紀子様、谷藤市長(代理)、長谷川老分からの祝辞があり、その後、多方面からの祝電が披露されました。

鈴木支部長挨拶 万紀子様挨拶


谷藤市長祝辞(代理、藤尾副市長) 長谷川地区長祝辞


 〈義援金贈呈〉
  記念式典では、岩手支部より裏千家災害救援基金へ義援金が贈られました。




  続く功労者表彰では永年にわたり支部の運営に尽力されてきた役員に鈴木支部長より感謝状が贈られました。
功労者表彰:江原宗江氏、駒井宗江氏、山崎宗愛氏、
関 宗代氏、鈴木宗静氏、昆野宗代氏


◇記念講演会
  記念式典に続いて万紀子様による記念講演会が行われました。万紀子様は、「茶道を学ぶということは、たんに点前技術を向上させるだけではなく日本や日本人の素晴らしさを学ぶということでもあります。茶道を学ぶことで皆様の人生をより豊かにし、茶道を通してより良い世界を作っていただきたい」と語りかけられました。




  終わりに、久慈竜也副支部長から謝辞が述べられ、万紀子様に白百合学園小学校茶道部児童より花束が贈られました。




◇記念懇親会
  午後6時からは記念懇親会を開催。川村 登副支部長(参事)の挨拶に続き、公一朗様がお祝いの言葉を述べられた後、長谷川地区長による乾杯の発声が行われました。参加者は宗家を囲んで、和やかに歓談しました。


川村副支部長挨拶 公一朗様挨拶




  終わりに福井誠司副支部長(岩手県議会議員)による中締めの挨拶で懇親会は締めくくられました。


福井副支部長中締め


◇茶席
  式典に先立ち、盛岡市中央公民館には濃茶席(歴代役員担当)、薄茶席(支部役員・男性会員担当)が、また、盛岡グランドホテルには薄茶席(青年部・学校茶道担当担当)の計3席が設けられ、心づくしの一碗が参加者に呈されました。


◇濃茶席(歴代役員担当)


◇薄茶席(支部役員・男性会員担当)


◇薄茶席(青年部・学校茶道担当担当)
  学校茶道の参加校は、盛岡第四高等学校、盛岡南高等学校、盛岡農業高等学校の皆さん。