北九州支部65周年、東・西両青年部40周年
先達に感謝し、更なる精進を期して




  北九州支部では今年、支部65周年と青年部(北九州東・西青年部)40周年を迎え、11月11〜12日、小倉リーガロイヤルホテルにおいて記念大会を挙行。
  2日間にわたり茶会を催したほか、11日には、千 玄室大宗匠による講演会を開催しました。

  北九州支部は昭和16年11月、小倉八坂神社において、北九州、下関、直方、飯塚を含めた地域で結成式を行い、戦後の進展に伴い、地域ごとに分割・発展を遂げ、現在は小倉、若松地域が中心となって活動を展開しています。節目を祝う行事には、当該支部会員をはじめ九州地区各支部より約700人が参集しました。

支部・青年部役員 来賓の海老井副知事の祝辞


  11日午後3時すぎより行われたセレモニーには、千 玄室大宗匠、福岡県副知事の海老井悦子氏、北九州市長の末吉興一氏(北九州支部顧問)、参議院議員の松山政司氏ら多数の来賓、また後藤豊彦九州地区地区長、支部役員・会員が出席。支部長の中村眞人氏が歓迎の挨拶をされ、支部会員と共に先人への感謝とさらなる研鑽を誓いました。


講演される大宗匠


  引き続いて、大宗匠の記念講演。大宗匠は、ご自身の茶道普及を通して一碗の持つ平和の力を分かりやすく語られ、さらに節目を迎えた北九州支部に対して会員らを労われました。
  午後5時30分からは懇親会が催され、老若の会員たちが和やかに祝いあいました。


和やかな懇親会


  記念茶会は、濃茶席、薄茶席、青年部席、学校茶道席の4席が設けられました。


濃茶席:支部会員たちが心通わせて


薄茶席:点茶盤でゆったりと 青年部席


学校茶道席


北九州支部幹事長の佐伯宗恵氏は大会終了直後の11月24日に急逝されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。