淡交会久留米支部は、9月21・22日、千 宗之若宗匠を迎え、支部結成50周年ならびに同青年部35周年の記念大会を開催、久留米支部会員ら約1,100人が参集し、記念式典、若宗匠の記念講演、記念茶会、懇親会等が行われました。
久留米支部は、昭和23年に福岡支部の支所として発足し同27年に支部に昇格、また青年部は昭和42年の結成。半世紀にわたり地域に密着した活動を展開、支部・青年部が互いに協力して久留米に裏千家茶道を根付かせてきました。
22日午前10時から久留米市民会館において挙行された式典には、来賓に久留米市長の白石勝洋氏、久留米商工会議所会頭の前川 博氏、久留米石橋美術館館長の喜多村禎勇氏、淡交会九州地区地区長の後藤豊彦氏(博多支部支部長)はじめ地区内支部役員ら多数が列席。緒方久人支部長、吉田康治久留米東青年部部長より挨拶、若宗匠より祝辞の後、大会表彰が行われ、歴代支部長へ感謝状ならびに功労者へ表彰状が贈呈されました。
続いての記念特別講演は、若宗匠がご登壇。若宗匠は「もてなしとは、主客双方が相手の立場に立ってこそ成り立つもの。それがなければ一方通行の自己満足なもてなしとなります」と語り始められ、点前への真摯な姿勢と修道への心構えを説かれました。 |