宮津支部60周年
大宗匠を迎え記念大会を開催




  淡交会宮津支部(小牧誠一郎支部長)は今年、創立60周年にあたり、9月24日、千 玄室大宗匠を迎え記念大会を開催。サブテーマを「一服がつなぐ過去から未来へ!」とし、宮津支部はじめ但馬、両丹の各支部より500人が、会場の宮津ロイヤルホテルに参集しました。

  宮津支部は昭和21年12月に発会、60周年の節目にあたり地域社会への感謝の気持ちとして「普段着でお茶に親しもう」を合言葉に、“出前の茶席”を実施。地元の友好諸団体の会合などに会員が出向いて一服差し上げ、淡交会活動への理解と茶道普及に努め、今大会を迎えました。

  24日午前には記念茶会。濃茶席、薄茶席(青年部・青年部OB)、立礼席(学校茶道)の3席が設けられました。大宗匠は各席に入られ、一碗を喫されながら支部会員らを労われました。

   濃茶席:       床


    薄茶席   立礼席


  記念式典は午後1時30分より。宮津市長の井上正嗣氏、京丹後市長の中山泰氏をはじめ多数の来賓が出席。
  60周年を記念して支部顧問の細井拓一氏(前支部長)に感謝状が贈呈されました。

式典で挨拶される大宗匠


  続いて、大宗匠の「特別講演」。大宗匠は「一碗からピースフルネスの意義」と題して約1時間半、支部会員らに語りかけられました。