宮津支部創立70周年・青年部創立50周年記念大会




  平成28年9月4日(日)、京都府宮津市において宮津支部創立70周年・青年部創立50周年記念大会が開催され、千 宗室家元、伊住公一朗様、禮次朗様が出席されました。(主催:宮津支部 久保幸司支部長、茶谷 環青年部部長)
  来賓として京都府丹後広域振興局長の山内 一氏、宮津市長の井上正嗣氏、与謝野町長の山添藤真氏、武田隆男氏(近畿第一地区長)、松久保秀胤氏(近畿第一地区名誉地区長)、小西 剛氏(両丹支部長)、西村 肇氏(但馬支部長)はじめ近隣の両丹・但馬支部からも多数が出席。同門社中約500名が集う周年行事となりました。
  宮津支部は、昭和21年に淡々斎家元(当時)、井口海仙宗匠を迎え智源寺にて発会式を挙行。宮津青年部は同43年に発会しその歩みを始めました。以来支部と青年部が一体となって歩みを進め、このたび合同で周年行事を執り行うこととなりました。
  今回の周年行事は、支部・青年部の歴史を振り返り先人の想いを次世代へ継承するとともに、宮津の茶の湯文化を見つめ直す良き機会となりました。


◇昼食会
  午後0時から天橋立宮津ロイヤルホテルにて昼食会を開催。久保支部長の歓迎の挨拶に続き、家元がお祝いの言葉を述べられました。参加者は宗家を囲んで、和やかに歓談しました。


久保支部長 挨拶 家元 挨拶


◇記念式典
  午後2時より同ホテルにて開催。
  開会にあたり久保支部長、茶谷部長が主催者を代表して挨拶。その後家元、続いて山内振興局長、井上市長からの祝辞がありました。


久保支部長 挨拶 茶谷部長 挨拶


家元 祝辞


山内振興局長 祝辞 井上市長 祝辞


〈感謝状贈呈〉
  永年にわたり支部の運営に尽力されてきた支部功労者に久保支部長より感謝状と記念品が贈られました。




(写真前列左より、森井宗登参与、小牧誠一郎前支部長・支部顧問、茂籠宗里参与)


◇記念講演
  午後2時45分からは家元による記念講演が行われました。
  家元は「高みばかりではなく、生活の身近なところに目を向け目標とすることが次につながる一歩となります。この地で受け継がれてきたバトンを次の世代に渡すためにも、地域に根差した茶の湯者として一所懸命に取り組んでいただきたい」と語りかけられました。
  記念講演後、今井一雄副支部長から謝辞が述べられました。


家元 記念講演 今井副支部長 謝辞


◇呈茶席
  式典に先立ち、同ホテルには濃茶席(支部担当)、立礼席(青年部・学校茶道担当)が設けられ、一碗が参加者に呈されました。


濃茶席(支部担当) 立礼席(青年部・学校茶道担当)


  学校茶道の参加校は、府立網野高等学校、府立宮津高等学校の2校。