淡交会新潟支部設立50周年

若宗匠を迎え、華やかに節目を祝う

  茶道裏千家淡交会新潟支部50周年の記念大会が10月15・16日、ホテル新潟において開催され、千 宗之若宗匠が列席、新潟支部はじめ信越地区内会員ら約1000人が参加し、記念茶会、記念式典、講演会、ならびに祝賀会が催されました。
  15日の式典には、長谷川義明新潟市長、下条進一郎信越地区長はじめ多数の来賓が参列。オープニングで50年の歩みがスライドで紹介された後、関 昭一支部長の挨拶、歴代の支部役員への功労者表彰などが行われました。
  続いて、若宗匠が記念講演をされ、「豊かな国土・季節に恵まれた日本の中で、新潟のお茶のすばらしさを堪能しました。支部内のよいつながりを守りながら、さらなる10年、20年に向かって歩んでいってください」と、茶道への精進と支部発展への貢献を労われました。
  新潟支部は昭和26年に歌人・会津八一氏を支部長に発足。50年の間には39年に佐渡支部、60年に中越支部を発展的に誕生させるとともに、地域の豪雪や地震災害を共に乗り越えてきた支部会員らの喜びもひとしおで、感動とともに祝意の宴で盛り上がりました。

〈記念茶会〉
  15・16日に濃茶席(参与席)・薄茶席二席(支部席・青年部席)と、式典での呈茶席(学校茶道席)、16日には新潟知新会も薄茶席を設けて、もてなしました。


千 宗之若宗匠の記念講演 式典での功労者表彰

記念茶会風景
右より参与席、支部席、青年部席