鹿児島・奄美大島・沖縄 文化交流茶会「和合の茶」



  11月28日、鵬雲斎大宗匠を迎え、沖縄県那覇市において「文化交流茶会」が開催されました。

  この催しは、鹿児島・奄美大島・沖縄が歴史に学び互いの交流の和を広げようとする目的で、三地域を順に巡って行われており今回で6回目。沖縄のみならず三地域より600人を超える会員が参加しました。
  午後2時半よりロワジールホテルオキナワを会場に、茶道文化交流「和合の茶」が行われ、第一部では大宗匠が点じられた一碗を、島津宗修久氏(鹿児島支部支部長)、渡 博文氏(奄美大島支所支所長)、親泊一郎氏(沖縄支部支部長)らが順服され、和合の心を象徴。
  続いて、大宗匠が「みんなでともに一碗を」と題して講演され、一碗に込められた平和の心を世界に広めていかねばならないと、力強く語られました。



親泊沖縄支部長 挨拶




  同ホテルには、濃茶席(幹事長席)、薄茶席(副幹事長席)、立礼席(青年部席)のほか香煎席(学校茶道席)が設けられました。また夕刻からは大宗匠を囲んでの懇親会。南国らしく明るく和やかな雰囲気に満たされ、三地域の交流は一碗をもって定着していることを印象づけました。


濃茶席(幹事長席)薄茶席(副幹事長席)


立礼席(青年部席) 香煎席(学校茶道席)