庄内支部ならびに青年部40周年記念大会




  6月2日(土)、山形県鶴岡市において、庄内支部ならびに青年部40周年記念大会が開催、千 宗室家元、千 万紀子様が出席されました(酒井忠久支部長)。
  来賓として、鶴岡市長の榎本政規氏、酒田市長の阿部寿一氏、衆議院議員の加藤紘一氏(庄内支部特別顧問)、今日庵老分で東北地区地区長の長谷川吉茂氏(山形支部副支部長)はじめ東北地区内の各支部役員が出席しました。
  庄内支部は、昭和27年に「山形支部庄内支所」として発足し活動を続けていましたが、同48年に支部と青年部の発会式を併せて挙行し「庄内支部」としてその第一歩を踏み出しました。以来、両者は常に一体となって活動を推進してきましたが、今回、これまでの庄内支部の歩みを再確認し先人の想いを次世代へ継承する機会として、親支部・青年部が心を一つに結束し開催する意義深い大会となりました。


●記念式典
  記念式典は午後2時45分より、鶴岡市文化会館において開催。
  はじめに主催者を代表して酒井支部長が挨拶。続いて家元が挨拶され、来賓の加藤衆議院議員、榎本鶴岡市長、阿部酒田市長、長谷川地区長による祝辞の後、大宗匠をはじめとする方々からの祝電が披露されました。


酒井支部長挨拶


加藤衆議院議員祝辞 榎本鶴岡市長祝辞


阿部酒田市長祝辞 長谷川地区長祝辞


  続く「表彰会」では、永年に亘り支部の運営と裏千家茶道の充実・発展に尽力された功労者への表彰が行われました。


【特別功労者表彰】(中村宗筧氏)



【支部長功労者表彰】(代表拝受 永田宗咏氏 ほか69名の方々)


●特別講演会
  特別講演では家元が登壇。「文化の役割とは、たとえていうならサプリメントのようなものです。
サプリメントには即効性はありませんが、それを摂取する事を続けていくうちに体質が改善されていくものです。茶の湯をはじめ、他の様々な文化に触れ続けることで心が改善され、明日という日が今日よりも潤いのある、豊かなものとなるでしょう」と結ばれました。




●懇親会
  午後6時からの懇親会では、酒井支部長の開会挨拶、家元、鶴岡市教育長の難波信昭氏の挨拶に続き、出羽三山神社権宮司の宮野直生氏の発声で乾杯。
  家元は、各テーブルで記念撮影に応じられるなど参加者と和やかに懇談され、また参加者は支部・青年部の垣根を越えて和気藹々とした懇親会となりました。
  終わりに、菅原恵美子副支部長による中締めの挨拶で懇親会は締めくくられました。


難波教育長祝辞 宮野権宮司による乾杯




菅原副支部長による中締め



●出羽三山神社献茶式
  翌3日には、出羽三山神社において、家元の奉仕による献茶式が執り行われました。献茶式の様子はこちらをご覧ください。