但馬支部70周年・青年部50周年記念大会


  4月6日(土)、兵庫県豊岡市城崎町において但馬支部70周年・同青年部50周年記念大会が開催され、千 宗室家元、千 万紀子様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様が出席されました(西村 肇支部長)。
  復興副大臣・衆議院議員の谷 公一氏(但馬支部顧問)、豊岡市長の中貝宗治氏(但馬支部顧問)をはじめとする地元の来賓、また、裏千家調査役の大谷宗裕氏、近畿第一地区内各支部・青年部の代表、但馬支部の役員・会員合わせて約950名が出席しました。




◇ 記念茶会
  濃茶席と薄茶席が西村屋ホテル招月庭に設けられました。
  また、式典会場となった城崎大会議館には香煎席が設けられ、地元の学校で茶道を学ぶ生徒、児童、園児が参加者をもてなしました。


濃茶席(支部担当)


薄茶席(青年部担当) 香煎席(学校茶道担当)


◇ 記念式典
  午後3時30分より城崎大会議館にて開催。
  西村支部長が主催者を代表して挨拶、その中で但馬の歴史と文化に触れられました。その後、家元、更には中貝豊岡市長からの祝辞と続きました。


西村支部長 中貝市長


  また、この周年行事を記念して、永年に亘り但馬支部の発展に力を尽くされた4名の方へ感謝状が授与されました。


感謝状授与
(麻生泰成 前支部長、岡保宗豊 前幹事長、
藤原宗奈 前鴻の里青年部部長、吉田宗玉 前円山川青年部部長)


◇ 記念講演
  記念講演は家元が登壇。家元は、立礼式が「立礼」に移っていく経緯に触れながら、「この国において和洋折衷が難しく、馴染むのに時間がかかるのは、日本の文化がそれだけ独立した確固たるものであることの証です。表面だけ西洋的なものをなぞるのではなく、日本の独立性を見直し、誇りを持った私たちに相応しい和洋折衷を求めていってください」と茶の湯者としての心の在りようを説かれました。




◇ 記念懇親会
  西村屋ホテル招月庭にて開催。開宴にあたり、但州湯島の盆保存会による城崎町の踊りが披露されました。円山川に抱かれ、落ち着いた佇まいが訪れる人々を癒すこの地に相応しいオープニングとなりました。
  北村博司副支部長が主催者を代表して歓迎の挨拶、谷復興副大臣が心温まる祝辞を述べられ、近畿第一地区名誉地区長・奈良支部支部長の松久保秀胤氏の乾杯の発声で懇親会がスタートしました。
  参加者は日本海の海の幸を楽しみながら和やかに歓談しました。
  日村豊彦副支部長の感謝の挨拶で中締めとなりました。


オープニング「城崎町の踊り」 北村副支部長


谷復興副大臣


松久保名誉地区長 日村副支部長