第22回こくみん文化祭・とくしま2007
おどる国文祭




  国民文化祭は、全国各地でいろいろな文化活動に親しんでいる人たちが集まって、練習の成果を発表したり、交流したりする国内最大の文化の祭典で、昭和61年から毎年各都道府県持ち回りで開催されてきたものです。
  今年は、去る10月27日から11月4日の期間、徳島県で「おどる国文祭」の愛称のもと、阿波踊りだけでなく「こころがおどる」文化の祭典になることを願って開催されました。
  徳島支部がブースを設けた「生活文化総合フェスティバル」は、10月31日から11月4日の期間、徳島市立体育館で開催されました。
  10月31日のオープニングイベントでは阿波踊りが披露され、その後大会実行委員会会長の飯泉嘉門徳島県知事・文化庁文化部支援推進室の山下登氏には裏千家のブースにお越しいただき、坂田雄幸淡交会徳島支部支部長とともにお茶を召し上がっていただきました。




  徳島支部のブースでは、裏千家所有の組み立て茶室で徳島支部会員・和親棚では学生・生徒が5日間で約3,000名を越える方にお茶を差し上げました。茶道体験コーナーも連日盛況で、小学生から大人までの多くの方が自らお茶を点てる体験しました。
  また、今回坪庭を、徳島県下の高等学校で唯一造園土木科を設置する徳島県立城西高等学校神山分校に作庭をお願い致しました。








  10月31日午後には、同会場のステージイベントとして白波瀬宗幸今日庵業躰が「三友之式」を解説し、徳島支部会員をはじめ多くの方が見学され、当初用意した椅子が足りなくなるほどでした。




  なお、10月27・28日に鳴門市の大塚スポーツパークで開催された「大茶会・茶席巡り」では徳島支部と同支部学校茶道連絡協議会が茶席を持ち、約2,500名の方にお茶を差し上げました。