対馬支所創立60周年・青年部創立55周年記念大会




  令和3年11月6日(土)・7日(日)、長崎県対馬市において淡交会対馬支所創立60周年・青年部創立55周年記念大会が万全の感染症対策を講じた上で開催され、千 宗室家元、伊住宗陽様が出席されました(主催:対馬支所 戸田秀峰支所長、青年部 田中節竜部長)。
  来賓として対馬市長の比田勝 尚喜氏、長崎県議会議長の坂本智徳氏、長崎県対馬振興局局長の渡邊大祐氏、九州地区地区長の石原 進氏(博多支部支部長)はじめ、支所内外から役員・会員など同門社中約120名が集いました。
  対馬支所は昭和37年に博多支部の対馬支所として結成式を執り行い、その後、昭和49年に博多支部から分離独立。また、同青年部は昭和42年に発足しました。以来、地域文化発展のための牽引役として、地域に根差した活動を続けています。

◇記念式典
  午後3時30分より対馬グランドホテルにて開催。
  開会にあたり、戸田支所長、田中部長が主催者挨拶。続いて家元、比田勝市長、石原地区長から祝辞がありました。
  また、今大会を記念して対馬支所より対馬市へ茶道関係の書籍が寄贈されました。
戸田支所長挨拶 比田勝市長祝辞

石原地区長挨拶  目録贈呈

  続いて功労者表彰が行われ、永年にわたり、支所の発展に尽力された方々へ感謝状と記念品が贈られました。
  功労者表彰:杉本宗朝氏、山川宗申氏、田中宗成氏、二宮宗昌氏、田中宗節氏
  青年部功労者表彰:藤井宗敦氏、大串宗益氏



  最後に、八重島成一郎副支所長による閉会挨拶がありました。

◇記念講演
   引き続き家元による記念講演では、「かつての風景を思い出すことが今ある物をいずれ何か違う形へと生み出す原動力になるかも知れません。志賀焼など素晴らしいものが対馬にはあります。地域のものを愛で、自分たちの生まれ育った場所、故郷の沢山の魅力を改めて見つめていただきたい」と語られました。


◇茶筅塚除幕式
  翌7日(日)、西山寺において本大会を記念して建立された家元染筆による茶筅塚の除幕式(進行:井野貴之副支所長)が執り行われました。


◇記念茶会
  除幕式終了後、同寺において感染症対策に十分配慮して記念茶会が催され、参加者に一碗が呈されました。

【濃茶席】 支所担当 【薄茶席】 青年部・学校茶道担当