青年部の精神  青年部に属するということは?その背景をご紹介します。

青年部綱領と三信条
青年部綱領

  われわれ茶道を愛好する青年としての自覚により淡交会の諸活動に協力し、
  お茶を通じて良識ある近代人としての人間形成に努め、同志的結合によって
  結ばれた友情と情熱で正しい地域社会発展のために努めよう。
※「青年部綱領」は青年部会員が最も大切にすべき活動理念であり、青年部の目標と
  方向性となるものです。諸会議及び各種の行事に際しては、会員一同にて唱和を
  行ないます。

三信条

自己を高める「修練」
地域社会への「奉仕」
世界に向けての、また会員間の「友情」
※「三信条」は、青年部会員がいつの時代にも持ち続ける青年部活動のスローガンです。
  その精神は「青年部綱領」に通じます。

スピリッツ21
平成4年に開催された「青年部第9回全国大会」に際し、青年部の新たな方向性として、3つのS運動=スピリッツ21が「大会アピール」として採択されました。

3S運動 Strive Study Serve

    Strive(ストライブ)より高いものを求めて努力することにより、

新しい青年部づくりを目指す。
    Study(スタディー)裏千家茶道の修練を通じて、自らを高める。
    Serve(サーブ)世界の平和に奉仕する

このスピリッツ21は、「全国大会」の表彰部門として位置づけられてきました。

第15回全国大会アピール文

淡交会旗
淡交会旗
今日庵宗家の一角に宗旦居士手植えの公孫樹が中空を衝いて繁茂しています。この公孫樹は、今日庵400年の歴史と伝統を無言の中に物語っていますが、これこそ宗旦居士の偉大さをしのび、そのご遺徳を仰ぐ標識となっています。





旗頭
旗頭の渦模様は千家の家紋「コマ」からとったもので、渦巻きのように絶えず積極的で、動的であることを象徴したものといえます。





宗旦公孫樹
会旗の構図である銀杏の模様は、そのような意義がこめられてデザインされており、あらゆる角度から見ても円になっているのは、全国淡交会会員が輪になり手を取り合って和やかに協力するという意味が含まれており、これは茶道の精神である和敬の心を表したものといえます。




未来を語り 未来を創り 未来を生きよう
平成13年の第40回淡交会青年部全国代表者会議で、坐忘斎家元(当時、若宗匠)が青年部に対して示されたキーワードです。
坐忘斎家元は、青年部会員一人ひとりが「世直しの尖兵」として積極的に活動していくことを促されました。これらのキーワードは、翌年に開催された「第1回サマーコンファレンス」のテーマとして引き継がれました。

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