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みどりの絆プロジェクト「祈りの一碗運動」Vol.02


@関東第三ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 袴塚倫実(川崎支部・琢磨青年部)
<投稿番号:137>
3月10日(土)神奈川県川崎市、川崎大師 平間寺 金剛閣にて実施。
支部研究会が行われるということで、お昼休憩前に「祈りの一碗運動」として青年部がお呈茶を担当させていただきたい旨を幹事長にご相談いたしましたところ、ご快諾いただき、今回の開催となりました。支部の会員の皆様には、「みどりの絆プロジェクト」のこと、「祈りの一碗運動」のこと、青年部がお呈茶を担当させていただくことをご説明させていただきました。
お菓子は岩手県・松田屋の「いわての山なみ」をご用意いたしました。また、復興支援の一環として、岩手県のお店から購入したお菓子や衣類、小物などを「復興グッズ」として販売させていただいたり、お呈茶会場には義援金箱も置かせていただきました。
急なお願いではありましたが、多くの会員の皆様にご賛同いただき、義援金は32,225円、復興グッズは10万円を超える売り上げでした。義援金は、東北ブロックが陸前高田市で行った呈茶のお手伝いに参加した会員を通じて、高祖全国委員長に直接お渡しさせていただきました。
お昼の短い時間でのお呈茶ということもあり、気がつけば、支部の先生方が水屋や販売会場でもお手伝いくださいました。義援金をくださった方、グッズを購入くださった方、青年部を含め「川崎支部」の気持ちのこもった時間となりました。
岩手から取り寄せた「いわての山なみ」というお菓子は、白い方を下にすると雪山を表し、緑を下にすると春夏の山を表すそうです。当日の川崎はあいにくの空模様でしたがもちろん春山でお出しさせていただきました。「いわての山なみ」とともに被災地に思いを馳せながら一碗を召し上がっていただくことができました。



A東海ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者:細見純子(愛知第二支部・那古野青年部)
<投稿番号:138>
3月11日(日)京都にて実施。
「裏千家青年研修会」の真っ最中に3.11を迎えました。
参加前から、研修で一緒になるメンバーと「祈りの一碗」を実施してみたいと思い、一棹のお菓子を持参して臨みました。研修の始めの班分けで、私たちの班には、宮城県からの参加者が唯一いらっしゃいました。また同じ思いをもって、被災地のお抹茶を持参された方あり、「絆」の茶碗を持参された方ありと、研修で同じ班になる仲間をまだ知らないうちから、すでに互いの思いをまるでわかっていたように品が揃いました。
そうして持ち寄った品々で、3月11日の研修終了後、メンバーの部屋に集い、まずは亡くなられた方々のご冥福を祈り、今、ここに多くの恩愛をもって生かされ、豊かな学びの機会をいただいていることに、心から感謝を捧げ、平和な未来と互いの幸せを祈り、また、それに貢献すべく、茶道に今後も励むことを誓いつつ、互いに一碗を点て合いました。
仲間内でこじんまりと、すべてあり合わせのことながら、茶道、裏千家、青年部のご縁で、3.11にこのような心に残る「一期一会」をいただけたことに感謝しております。
思いを共有した班の仲間を記載します。本当にありがとうございました。

<第45回裏千家青年研修会 第6班メンバー7名>
伊藤蘭世(みやぎ北)/坂元宗久(駒沢)/鈴木宗瞳(洒凡)/細見純子(那古野)/
吉川宗摂(佐保姫)/本田さやか(あけぼの)/井上祐里子(青藍)



B北陸信越ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者:伊藤由美恵(福井支部・越青年部)
<投稿番号:64>
3月11日(日)福井県福井市、AOSSA 4Fアトリウムにて、第43回チャリティ茶会を開催致しました。親支部から幹事長先生、エリア内外の先生方、青年部OBの方々のご出席をいただきました。そして、多くの淡交会会員の方にもご協力を賜り、合計300名を超える方々にご来場いただきました。収益金は、日本赤十字社福井支部・東日本大震災被災者の方へ寄付をさせていただきます。
今年は東日本大震災から丁度一年の3月11日にチャリティ茶会の開催となりました。
これまで、少しでも社会奉仕ができればという思いで、この茶会を続けてまいりましたが、青年部会員としても、また日本人の一人としてもいろいろな思いを感じた一日となりました。
改めて、茶会の準備にご協力くださった会員の皆様、チャリティの主旨にご賛同くださった先生や淡交会会員の皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの思いが、どうか多くの方々の未来へ届きます事を願っております。



C近畿第一ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者:中嶋美和(但馬支部・鴻の里青年部)
<投稿番号:67>
3月11日(日)兵庫県豊岡市、コスモス荘養護老人ホームにて、毎年実施している入居者の方々への呈茶を、今年はテーマ「祈りの一碗」とさせていただき、実施しました。
例年は、一碗によって入居者の方々に楽しんでもらえたらという思いで、お伺いしています。今年は、福島県から取り寄せたお菓子をいただきながら、復興に向けて今日この時も尽力されている方々に思いを寄せ、被災された方々が一日も早く穏やかな日々を取り戻されますよう、入居者の方々と一緒に祈ったひと時でした。
微力であることを自覚した上で、出来ることを続けていこうと思いを新たにしました。



D近畿第二ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者:KIBI(和歌山支部・紀州青年部)
<投稿番号:43>
ちょうど今日、和歌山市内で子ども茶道の修了式でしたので、一碗を捧げ、震災で亡くなられた方のご冥福と復興を祈り、皆で手を合わせました。
幼稚園児から小学生まで合わせて25名、保護者14名、スタッフ5名、ささやかながら心を込めてお祈りしました。



E近畿第三ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者:田中彰子(播磨支部・城南青年部)
<投稿番号:54>
3.11あれから1年。悲しみ、苦しんでおられる方々に何もできずにいる。しかし、無力さに嘆いてばかりではいられない。微力ながら笑顔で協力、応援し続けたい。
願いを込めて、社中で鶴をおりました。



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