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みどりの絆プロジェクト「祈りの一碗運動」Vol.03


@東中国ブロック [笠岡]
    タイトル:東中国ブロック総会にて
    報告者: 鳥越真奈美(東中国ブロック・副ブロック長)
<投稿番号:21>
2月19日、震災から1年を迎える3月11日に全国で開催されることになった、みどりの絆プロジェクト「祈りの一碗運動」の趣旨に賛同し、少し早いですが、岡山市の曹源寺での東中国ブロック総会において祈りの一碗を呈しました。
今回は、ご出席いただいた先生方、曹源寺の修行僧の方々と共に心ひとつに「般若心経」を唱え、東日本大震災で犠牲者になられた方々の御霊に黙祷を捧げました。
また、点心席後の茶席の床には、曹源寺でご用意いただいた伝衣老師御筆「煉出人間大丈夫」が掛けられました。
そして、前原ブロック長が亭主となり、東北の復興を心から願い、参会された皆様に、続き薄茶にて祈りの一碗を点てさせていただきました。その後に坐禅を行い、総会を終えました。
本堂に響き渡った般若心経、茶席のお軸の言葉。私達の心の奥に喝を入れていただきました。



A中部中国ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 吉津祐子(広島第一支部折鶴青年部)
<投稿番号:135>
3月11日(日)広島県広島市、フレスタモール・カジル横川にて、皆さんとふれあいながら、お菓子とお抹茶を差し上げたく、丸テーブル2か所で盆略点前を行いました。
その周りに、コの字型にベンチを配置して、震災のこと、茶道のこと等々、いろいろ話をさせていただきました。横川フレスタさんの協賛で実現しました。
募金箱を設置しまして、茶券代として皆様から100円ずついただきました。10:00〜14:00でお客様約150名の方々に祈りの一碗を差し上げることができました。
本当に寒い一日でしたが、たくさんの方々が、たくさん募金してくださいました。皆様からいただいた義援金は17,930円となり、全額裏千家へ義援金として振り込ませていただきました。
青年部会員一同、屋根はあるものの外の通路のため、本当に寒い中、鼻を赤くしながらも、声掛け、お運び、お点前等を頑張りました。
東日本復興のために、少しでも役にたてたことが本当に嬉しく、青年部会員のみんな良い経験になったと感じております。この様な機会を作ってくださり、ありがとうございました。



B西中国ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 柳井直樹(周防支部わかば西青年部)
<投稿番号:84>
3月11日(日)山口県周南市、遠石八幡宮・遠石会館にて、遠石八幡宮、遠石会館、スマイルアクションプロジェクトが主催する「東日本大震災復興祈願祭」の一環として、周防支部の二つの青年部(わかば・わかば西)合同でチャリティ茶会を開催しました。
当日は寒の戻りがありましたが、沢山の方々にお越しいただき盛会となりました。大きな会場で、一つの部屋の中に東北物産店コーナー等、複数のイベントが同時進行していましたが、とてもスムースに進み、良い一日になりました。また翌年も同じ目的で集いたいと思いました。



C山陰ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 山城とし子(山陰ブロック・副ブロック長)
<投稿番号:136>
3月11日(日)〜17日(土)鳥取・島根両県各青年部にて実施。3月11日(日)各青年部で予定していた例会・卒業茶会・小寄茶会に合せ、東北を思いつつ一碗を捧げました。
午後2時46分、東日本大震災の犠牲者の方々の御霊に対し黙祷を捧げた後、一碗一碗心を込めてお茶を点てました。
復興支援の一助になればと仙台よりお菓子を購入した青年部、復興に向けて新しく芽が出るようにとの願いを込め「柳緑花紅」のお軸を掛け、花入に「本阿弥椿、雪柳」を入れてお席を設けた青年部、子供からご高齢の方々、家族、同僚、友人など自分のまわりの大切な人にお茶を差し上げようという青年部など、形は様々ですが、「祈り」を伝えたいという一つの気持ちで取り組みました。
みんなでお茶をいただける事に改めて感謝する一日だったのではないでしょうか。
3月24・25日には、地域のイベントで来場者に一碗を差し上げる予定の青年部もあり、息の長い活動ができるよう意識していきたいと思います。



D四国ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 篠原麻衣子(徳島支部青藍青年部)
<投稿番号:71>
3月11日、青藍青年部の卒業茶会と総会を開催しました。
卒業茶会を始める前に、被災された方々の復興と未来に願いをこめて、一碗を捧げました。続いての総会では、2時46分に全員で黙祷をし、東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しました。
今回の卒業茶会のテーマは「絆」「和」や「つながり」を感じていただけるようなお道具を出来る限りですが取り合わせし、卒業生を精一杯おもてなしさせていただきました。
大切な日に、大事な友人たちと一緒にお茶がいただけることがとても幸せなことだと、改めて感じた1日でした。



E九州ブロック
    タイトル:祈りの一碗運動
    報告者: 高橋史果(唐津支部唐津青年部)
<投稿番号:139>
3月10・11日、九州ブロック創立45周年茶会が飯塚市で開催され、その中で、九州在住のL・T出向員21〜24期で、東日本大震災追悼の意をこめて「踏み出す一歩 つながる想い」をテーマに呈茶をさせていただきました。
お菓子とお水は被災の大きい地域より取り寄せ、お抹茶は地元福岡の星野園のものを使用。お菓子は三種(かもめの玉子・小法師・みちのくせんべい)からお客様ご自身で一種選択していただきました。三種お出しする事で、被災地の銘菓を九州の方に紹介でき、ささやかながら支援につながるのではないかと考えました。お客様は、お菓子を選ぶ際には楽しげに迷われていらっしゃいました。
道具組は、震災で割れた茶碗を粉にして焼き上げた再生茶碗や南部鉄器などを取り合わせました。
『九州に住む私達に何かできる事を』
今回、お菓子・お水・お抹茶の産地・道具組にこだわった理由は、「九州と東北は遠いけど気持ちはつながっていたい。その一歩を踏み出す架け橋になれるように」そんなささやかな想いからでした。
当日は、ご宗家より、千 万紀子様、伊住公一朗様に足をお運びいただき、先生方、筑豊支部の皆様、OB・OGの方々、皆さんのご協力のもと、無事に終える事ができました。心より感謝申し上げます。



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