第43回北陸・信越地区大会


  6月9日(土)・10日(日)、福井市において、第43回北陸・信越地区大会(大会会長:荒井公夫北陸地区地区長、大会副会長:仁科惠敏信越地区地区長)が開催され、千 宗室家元、伊住公一朗様、伊住禮次朗様が出席。満田誉福井県副知事、東村新一福井市長、越前松平家第20代 松平宗紀当主、笹木竜三衆議院議員(福井支部顧問)、高木毅衆議院議員、小坂憲次参議院議員(長野県支部支部長)、山崎正昭参議院議員(福井支部顧問)、松村龍二参議院議員(福井支部顧問)、橘慶一郎衆議院議員(高岡支部支部長)、大谷宗裕淡交会理事、庄司尚史淡交会監事はじめ地区内外より各支部役員、会員等約1700名がつどいました。(主管・福井支部、品川一郎支部長)。
  大会二日目には永平寺献茶式が執り行われました。




●会議・つどい
  9日午前11時30分、ユアーズホテルフクイにおいて「準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどい」と「正副支部長・幹事長会議」が開催されました。
準教授・茶名拝受者を代表して福井支部の相模宗寛さんが謝辞を、新入会員を代表して同支部の宮下直樹さんが誓いの言葉を述べました。


準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどい


謝辞 誓いのことば


  続いて、「正副支部長・幹事長会議」が開催されました。


正副支部長・幹事長会議


●大会式典
  午後2時よりフェニックス・プラザにおいて大会式典が挙行。
第一部「お茶湯の儀」では、家元が大会の開催を利休大居士、歴代宗匠に奉告しご遺徳を偲ばれるとともに、石川南支部支部長の仲谷純三氏、石川南支部副支部長の古谷健二氏、石川支部顧問の大井一星氏、高岡支部元顧問の橘康太郎氏はじめ、多くの物故者の霊位に一碗を捧げられました。




  第二部「式典」では、はじめに主催者を代表して荒井地区長と主管福井支部の品川支部長より歓迎の挨拶。その後、青少年育成福井県民会議へ金一封が贈呈されました。
  家元の挨拶の後、来賓を代表して、満田副知事、東村市長、笹木衆議院議員(福井支部顧問)より祝辞が述べられました。


荒井地区長挨拶 品川支部長挨拶


青少年育成福井県民会議へ金一封が贈呈


満田副知事祝辞 東村市長祝辞


笹木衆議院議員祝辞


  第三部「表彰会」では、家元より淡交フェロー・淡交会育成功労者表彰・淡交会青年部育成功労者表彰の各賞が授与されました。




  特別講演では家元が登壇。「人は過去よりも未来を知りたがります。しかし、未来を知るためには、過去に目を向け、自分の今いる場所を再確認しなくてはなりません」と話され、「右足は過去におろし、左足は現在におろし、目は未来に向けるというスタンスが大切です。温故知新とは過去現在未来が一致することなのです」と結ばれました。




●懇親会
  午後5時半より、ユアーズホテルフクイにおいて懇親会を開催。
荒井地区長、品川支部長に続き、家元が挨拶されました。
  来賓を代表して越前松平家第20代 松平宗紀当主(福井支部名誉顧問)の挨拶の後、仁科惠敏信越地区長が乾杯の発声をされました。
  和やかな雰囲気の中、懇親会は進行し、家元は各席の写真撮影に応じられました。
  最後は福井支部発祥の地、越前市の奈良俊幸市長(福井支部副支部長)の挨拶で締めくくられました。


荒井公夫北陸地区長挨拶 品川一郎福井支部長挨拶


松平氏挨拶 仁科地区長による乾杯


奈良市長による中締め挨拶


●記念茶会
  大会両日、記念茶会を開催。青年部席がフェニックス・プラザ地下大講堂にて、学校茶道席が同小ホールに設けられ、参加者は各席の趣向を楽しみながら一碗を喫しました。
なお、支部担当の濃茶席並びに薄茶席は永平寺に設けられました。


【学校茶道席】


【青年部席】


  学校茶道参加校は、
尾上幼稚園、恩恵幼稚園、丈生幼稚園、小曽原幼稚園、宮崎中央保育所、宮崎児童館、新横江児童館、三国西小学校、花筐小学校、東十郷公民館、兵庫公民館、吉川公民館、丸岡公民館、ガールスカウト第五団、進明中学校、成和中学校、丸岡中学校、北陸中学校、南越中学校、気比中学校、北陸高等学校、丹南高等学校、金津高等学校、気比高等学校、敦賀高等学校、武生高等学校、武生東高等学校、羽水高等学校、鯖江高等学校、仁愛女子高等学校、福井高等学校、福井大学、福井県立大学、福井工業大学、福井大学医学部、仁愛大学、仁愛女子短期大学の皆さん