第34回 四国地区大会

南予の城下町・宇和島市に2000人が参集
色づき始めた紅葉を愛でつつ一碗を



  10月25・26日、社団法人茶道裏千家淡交会第34回四国地区大会(石川良彦地区長)が、宇和島支部(村重 享支部長)の主管、南予三支部(伊予:福本 孝支部長、大洲:井関清一支部長、八幡浜:吉見弘晏支部長)の協力により、愛媛県宇和島市において開催されました。
  宗家より、千 宗之若宗匠を迎え、裏千家調査役・大谷裕巳氏が列席、愛媛県知事・加戸守行氏、宇和島市長・石橋寛久氏、衆議院議員・塩崎恭久氏、平井卓也氏、愛媛県議会議員・白石 徹氏、伊達家12代当主・伊達宗禮氏はじめ多数の来賓方、今日庵老分・堀部公允氏、湯淺暉久氏、井川高雄氏、四国地区内の会員ら約2000人が参加して、2日間にわたり、記念茶会、会議・つどい、懇親会、記念式典を開催しました。

  宇和島市は、四国の西南に位置し波静かな宇和海に開けた港町で、伊達政宗の長子・秀宗入城以来9代にわたり伊達氏の城下町として栄えてきました。市内には、「鶴島城」と呼ばれる美しい天守閣をはじめ伊達家ゆかりの史跡や文化財が残り、また特産の真珠や闘牛でも有名。
  参加者は、穏やかな風光と文化の香りに包まれながら一碗を交わし、心温かな大会となりました。



記念茶会・つどい・懇親会 記念式典