鎮西大社諏訪神社献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  4月21日(日)、鎮西大社諏訪神社(長崎県長崎市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、寛永2年(1625)、初代宮司青木賢清が長崎市内に祀られていた諏訪・森ア・住吉の三社を再興、長崎の産土神(うぶすなかみ)としたのが始まりです。ご祭神として諏訪大神、森ア大神、住吉大神が祀られています。同社の大祭である「長崎くんち」は、絢爛豪華で異国情緒のある祭として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
  午前9時、大宗匠は拝殿に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、貴賓館に長崎支部(澤山精一郎支部長)担当の濃茶席、諏訪荘2階に同支部担当の薄茶席、諏訪荘1階に長崎青年部担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(長崎支部担当) 薄茶席(同支部担当)


薄茶席(長崎青年部担当)


  前日の20日(土)には、大宗匠を迎え淡交会長崎支部創立65周年・青年部50周年記念大会(式典、特別講演、祝賀懇親会など)が行われました。