三輪明神広島分祠献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成27年4月16日(木)、三輪(みわ)明神(みょうじん)広島分(ひろしまぶん)()(広島市西区)において、開教60周年の大節目となる春季大祭が斎行されるなか、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、奈良県桜井市の三輪山に鎮座する三輪明神大神(おおみわ)神社の御霊(みたま)が分祀された神社です。ご祭神の大物(おおもの)(ぬしの)大神(おおかみ)は、日本の国土を開いて、農業・工業・商業などすべての産業を開発され、方除(かたよけ)、治病、造酒、製薬、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増進する事を計られた、人間生活万般の守護神とされています。
  午前10時、公一朗様は本殿へと進まれ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、本殿に広島第二支部(橋本宗利支部長)参与一同担当の拝服席が、「三輪櫻山荘」2階「華の間」に平田宗啓氏(同常任幹事)担当の薄茶席が、同3階「葵の間」に押尾宗裕氏(広島第一支部監事)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


薄茶席(平田宗啓氏担当) 立礼席(押尾宗裕氏担当)


  前日には淡交会広島支部連合会(橋本宗利会長)の主催で伊住公一朗様を囲む懇親会が開催されました。