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ホテルニューオータニ博多教室

レッスン風景4


  9月は丸卓(まるじょく)を使ったお稽古を中心に、今まで学んできた中で各自それぞれ気になるところを再度復習するお稽古でした。お点前の手順はもちろんのこと、処々でうまくいかない柄杓の持ち方、帛紗捌き、水指の蓋の置き方、建水への捨て方等々、手順を学んだからこそ出てくる疑問、質問等がクリアになり有意義な時間となりました。
  また、毎回先生が季節のお花を入れて下さっていますが、花入の種類によって床の間に飾る薄板には細かい違いがあり、矢筈板(やはずいた)・蛤端(はまぐりば)などは花入の真、行、草の格により使い分けられるとのこと。お点前以外にも沢山の決まりごとがあり、様々なお道具を拝見すると新しい興味の扉を開けていただきました。
  閉講式は、このお教室での最後の席入りからはじまる総まとめとなりました。許状と、先生に点てていただいた薄茶をいただき、後半は我々受講者の集大成として御園棚で立礼のお点前を体験しました。







  半年を振り返るとあっという間だったような、長かったような不思議な感じですが、コロナ禍でのお稽古のご準備からご指導まで、沢山のご配慮をいただいて開催下さったことに感謝しかございません。この閉講式では、いつものお稽古用とは違い、我々受講者のためにご用意くださったお道具の数々を拝見し感動しました。
  一粒万倍と書かれたお棗、季節感あふれる三日月型の蓋置、鮮やかな桔梗が美しいお茶碗、かごに入った鈴虫が描かれているお棗、珍しい結びきりの形をした高台のお茶碗と、数々の心のこもったお道具でお祝いいただきました。






  この半年間、お点前を学ぶと同時に、相手を思いやる気持ち、おもてなしに触れられたことが一番の刺激となりました。先生を通じて体験させていただいたように、今後、自身の日常においても周りへの心配りができるようになれればと思います。







レッスン風景3


  8月は2種類の棚、丸卓(まるじょく)と更好棚(こうこうだな)を使ったお稽古をしました。風炉の横に棚が置かれているだけで、ぐっと本格的になった気分で、お稽古への高揚感と緊張感が増します。





  棚のお稽古では柄杓の扱いも増え、更に水次というお道具も加わりました。使用する棚によって柄杓の飾り方や、水指に水を足す際、水指を棚から出す場合と出さない場合など細かい事が変わるので少々混乱しましたが、お稽古の間に先生に都度質問し、少しずつ自分の中で整理しました。
  お点前の順序を整理しているつもりでもなかなか完全に身についておらず、お茶碗を手前に引き忘れていたり、お茶を出した後にお茶碗が戻ってくるまでに帛紗を腰に付けるのを忘れていたりと毎回何かしらうっかりしていますが、先生の温かいお言葉に励ましていただき、また先生の経験談等のお話で茶道への興味をどんどん拡げていただいているので、毎週のお稽古がどんどん楽しくなってきています。










レッスン風景2


  運びの平点前のお稽古がはじまりました。
  盆略点前で習得した、帛紗捌きや茶杓、棗を清める動作、茶巾の扱い等々やっと慣れたところにさらに新しい所作が加わり緊張が増したというのが正直な感想です。






  まず、新しく登場したお道具(水指、柄杓、蓋置)を含めそれぞれのお道具をどの順番で運び、どの位置に置くのかからドキドキがはじまり、お道具を運ぶのに、点前畳へ入ったり、出たりの回数が多くなったため、足運びに「?」となりうまくいかないだけでも小さなパニック。さらには、柄杓の扱いで、お湯の時は置き柄杓、お茶を点てる時は切り柄杓、お水の時は引き柄杓と3種の扱いがあり、整理できずに大パニック。お釜の熱気と相まって汗が止まらないお稽古だったが、後半はそれなりに流れが身につき、先生の絶妙なタイミングでのお声がけのおかげもあり、大きく滞ることなくお点前を終了できるほどまで成長できたと自負します。





  お客の所作も学びました。お道具の拝見での問答が、これまた日本語なのに日本語に聞こえない耳慣れない言葉ばかりでしたが、こちらも慣れてくると気持ちに余裕がでてきて、ネットで茶杓について調べたり、季節にあった銘を調べたりと、茶道を始めたからこそ広がる興味と触れることができる知識に感謝するばかりです。
  また、コロナ下でスケジュール変更になったこともあり、別のコースで受講する機会がありますが、他クラスの方々とご一緒するとお互いにいい刺激になっている気がしました。
  お花は弟切草(オトギリソウ)、花魁草(オイランソウ)、水引、半夏生、木槿(ムクゲ)、リョウブ、ヤハズススキ、伊勢花火、数珠珊瑚(ジュズサンゴ)などが生けられ、お稽古で出会えた茶花を通りがかりの花壇やお庭でみつけることもできるようになりました。これもまた、茶道で視野を広げていただき得られた小さな幸せに感謝です。
  次回からの棚のお稽古も楽しみです。







レッスン風景1


  少々緊張した雰囲気の中、開講式が行われました。我々高木宗里先生のクラスは、初心者2名、経験者2名、合計4名のクラスです。
  弊方は経験者のうちの1人ですが、かねてよりこのホテルのお茶室で行われている茶道教室に大変興味があり、茶道を通じて四季を感じる楽しさを復活させたく参加しました。
  割り稽古では、席入りの時の足運び、茶巾の扱い等々に苦戦しました。
  盆略点前の稽古では、お盆の上にどのように配置するのか、から始まり、お点前の全てがぎこちなく、思った通りに手足が動かないのですが、他の受講者の方のお姿に刺激を受けつつ楽しくお稽古しています。




  お稽古がとっても楽しみ!と気持ちが上がったのに悲しいかな、緊急事態宣言でお稽古はお休みになり7週間ぶりのお稽古。せっかくなんとなく形になっていた盆略点前も振り出しに戻るのかとドキドキしましたが、高木先生のきめ細やかなご指導で、皆さんしっかりお点前なさっていて、より美しいお点前へと前進しているように見えます。
  盆略点前の総仕上げと、お客の所作についてしっかり学びました。お客の稽古ではお菓子から季節を楽しむ事も学びました。来週からは柄杓の扱いとのこと。さらに緊張が増しますが忙殺されている日常から脱出できるお稽古の時間がとても楽しみです。










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