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レッスン風景2 |
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運びの平点前のお稽古がはじまりました。
盆略点前で習得した、帛紗捌きや茶杓、棗を清める動作、茶巾の扱い等々やっと慣れたところにさらに新しい所作が加わり緊張が増したというのが正直な感想です。 |
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まず、新しく登場したお道具(水指、柄杓、蓋置)を含めそれぞれのお道具をどの順番で運び、どの位置に置くのかからドキドキがはじまり、お道具を運ぶのに、点前畳へ入ったり、出たりの回数が多くなったため、足運びに「?」となりうまくいかないだけでも小さなパニック。さらには、柄杓の扱いで、お湯の時は置き柄杓、お茶を点てる時は切り柄杓、お水の時は引き柄杓と3種の扱いがあり、整理できずに大パニック。お釜の熱気と相まって汗が止まらないお稽古だったが、後半はそれなりに流れが身につき、先生の絶妙なタイミングでのお声がけのおかげもあり、大きく滞ることなくお点前を終了できるほどまで成長できたと自負します。 |
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お客の所作も学びました。お道具の拝見での問答が、これまた日本語なのに日本語に聞こえない耳慣れない言葉ばかりでしたが、こちらも慣れてくると気持ちに余裕がでてきて、ネットで茶杓について調べたり、季節にあった銘を調べたりと、茶道を始めたからこそ広がる興味と触れることができる知識に感謝するばかりです。
また、コロナ下でスケジュール変更になったこともあり、別のコースで受講する機会がありますが、他クラスの方々とご一緒するとお互いにいい刺激になっている気がしました。
お花は弟切草(オトギリソウ)、花魁草(オイランソウ)、水引、半夏生、木槿(ムクゲ)、リョウブ、ヤハズススキ、伊勢花火、数珠珊瑚(ジュズサンゴ)などが生けられ、お稽古で出会えた茶花を通りがかりの花壇やお庭でみつけることもできるようになりました。これもまた、茶道で視野を広げていただき得られた小さな幸せに感謝です。
次回からの棚のお稽古も楽しみです。 |
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