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茶のこころ

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KBS京都放送会館教室

レッスン風景2





 5月に入り、盆略点前のお稽古が始まりました。
 今まで割稽古で習った動作を繋げていきます。初めてお抹茶を入れた棗、お湯を沸かした鉄瓶などを用いて薄茶を点て、客役の方にお出しします。実際にお湯を扱うとなると、緊張感が出てきます。まず驚いたのは鉄瓶の重さです。先生は重そうな素振りを全くしていらっしゃらなかったので、持ち上げてみてびっくりしました。思わず腕が震えてしまいました。点てたお茶は客役の方に飲んでいただきます。これもまたドキドキする瞬間です。
 客側も見ているだけではお稽古が成立しません。亭主側と呼吸を合わせて挨拶をする場面が多いのですが、他の方のお稽古に見入ってしまうとついつい忘れそうになってしまいます。






 割稽古よりも覚えることが格段と増えて難しくなってきましたが、通しでお点前をすると“茶道を習っているんだ!”という実感が湧き、とても楽しいです。






レッスン風景1


 いよいよ楽しみにしていた初心者のための茶道教室が開講しました。





 この日のお軸は「あらたまのとし行き返り春立たばまづ我が宿にうぐひすは鳴け」。作者の新年を迎える喜びと私達の茶道を学び始めることへの胸を膨らませる気持ちがどこか似通ってるように思えます。
 お花は椿のツボミです。今までにツボミの状態の椿をこれほどまじまじと眺めたことがあったかなぁと思い返してしまいます。「お茶室という空間の中は基本無機質なものばかりですが、お花だけが唯一有機物、生きているものと意識してみてください」先生の説明を聞いてからもう一度眺めてみると、たしかに今にも弾けそうな生命力が溢れているように感じました。







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